訓練93日目 学科 WEBマーケティング基礎④

本日のアジェンダ

1限目
学科 WEBマーケティング基礎③
マーケティングAIについて

2限目
学科 WEBマーケティング基礎③
AIの強みや弱み・AIの未来「技術編」について

3限目
学科 WEBマーケティング基礎③
AIの活用事例・AdobeのAIについて

4限目
学科 WEBマーケティング基礎③
課題制作

5限目
学科 WEBマーケティング基礎③
課題制作

本日のテーマ

「クリエイティブ力」と「マーケティング力」を武器に!

これからは「クリエイティブ力」×「マーケティング力」を身につけた人が、制作現場では重宝される人材となる事は間違いありません。
AIが得意なこと苦手なことを理解し、これから様々な業界・産業・アプリケーションにAIが導入されるでしょう。
まずは、これから取り入れられるであろうAIのアイテムを使ってみることから始めてみてください。

本日のレポート

WEBマーケティングAIの未来「基本編」

マーケティングAIとは?

MA(マーケティングオートメーション)とは、顧客開拓におけるマーケティング活動を可視化・自動化するツール。 見込み顧客のデータを一元管理し、業務の効率性を高めています。
そんなMAの領域にAIの力が加わると、「見込み顧客のデータの分析」、「分析結果をもとにした集客施策提案」が可能になります。

マーケティングにAIを活用するメリットは?

マーケティングにAIを活用する代表的なメリットが、同業務に欠かせない分析・予測といった業務を大幅に効率化できることです。
AIは大量の情報を識別する識別系という機能や、情報をもとに思考を行い予測・判断を行う予測系という機能が備わっており、人に代わって処理や作業を行うことが可能です。

何をしたらよいのか?

Webマーケターとして知識とスキルを磨いてみましょう。
デジタルマーケティングの世界は日々進化しており、新しいツールや戦略が次々と登場しています。
そのため、最新のトレンドやスキルを学び続けることで、他のWebマーケターと差をつけることができます。
また、データ解析やSEO、SNSマーケティングなど、幅広い分野の知識を持つことで、より効果的なキャンペーンを展開することが可能になります。

WEBマーケティングAIの未来「技術編」

AdobeのAIについて

Illustrator(イラストレーター)

・テキストからベクター生成
・簡単なテキストプロンプトから編集可能なベクターグラフィックを生成します

Photoshop(フォトショップ)

・生成 AI: 画像の内容を壊すことなく追加・拡張・置き換え・削除などを行えます。
・ジェネレーティブ塗りつぶし: 画像の特徴を解析し、自動的に画像の編集や修正を行うことができます。
・被写体を選択: 少ない作業で写真の主要な要素を分離できます。
・背景の追加: 写真に好みの背景を追加できます。

Premiere Pro(プレミアプロ)

・文字起こし
・読み込んだ動画の音声を AI が自動認識してテキスト化します。

After Effects(アフターエフェクト)

・コンテンツに応じた塗りつぶし: 動くものに対して AI が自然に塗りつぶします。
・スピーチを強調: AI を活用して音声の品質を向上させます。
・オーディオクリップの自動分類: オーディオクリップを自動で分類します。
・Depth Scanner: 自動深度推定のための人工知能ベースのプラグインです。

Adobe Express(アドビエクスプレス)

・テキストから画像の生成
・テキスト効果の生成
・静止画像からビデオ、3D、ブラシ、ベクター、テクスチャなどのクリエイティブな素材の編集および生成

WEBマーケティングAIの未来「業務編」

Webマーケティングの今後のトレンド

Webマーケティングにおいてはこれからも、インバウンド型のアプローチがより進化していくでしょう。
それとともに人工知能(AI)の発展がマーケティングにも影響を与えることが予測されます。
膨大なデータを集計し、解析改善することができるAIは、以下のような事例において今後もますます活用され
ていくこととなるでしょう。

・DM
AIが顧客にあった商材を選び、パーソナライズされたDMを送ります。
・広告
AIによる広告運用ツールは、運用レポートを解析することにより、広告の最適な運用方法をアドバイスします。
・SEO
AIによるSEOツールは、Webサイトを常時監視することにより、検索順位が低下した際には即座にSEO対策を施します。
・アクセス解析
AIによるアクセス解析ツールは、Googleアナリティクスの運用を自動的に行い、サイトの改善点を指摘します。
・Web接客
AIによるWeb接客ツールは、オンラインショップでユーザーの質問に答えながら、ユーザーに最適な商材を選びます。
・マーケティングオートメーション
AIによるマーケティングオートメーションは、見込み顧客の見込み度合いを的確に測定し、さらにそれを高める施策を提案することができます。

まとめ

「設計力」は人間の力が必要!

現段階で、AIが実用に足る品質のものを制作できるようになってきました。また、広告効果の予測についても、複数の高精度のAIツールが登場しています。
ただし、AIは人間の力なくクリエイティブを一から制作できるわけではありません。
たとえばバナーの価値は、ターゲットとなるユーザーにクリックしてもらうことです。
ユーザーの特徴を把握し、商品内容が的確に伝わるための表現を考える「設計」部分は、これからも人間が行わざるを得ないでしょう。
クリエイターやマーケターが広告の全体を設計し、その設計に基づいてAIがパーツを制作する、というように、役割が変化していくと考えられます。
この「設計力」をどう身につけられるかが、これからのクリエイターやマーケターにとって、重要な課題となるのではないでしょうか。

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