訓練32日目 学科 デザイン概論①

本日のアジェンダ

1限目
学科 デザイン概論①
デザインという仕事について

2限目
学科 デザイン概論①
ポートフォリオとは?

3限目
学科 デザイン概論①
構成のまとめ方について

4限目
学科 デザイン概論①
本日のまとめ

5限目
学科 デザイン概論①
本日のまとめ

本日のテーマ

デザインとアートは違います!

商業デザイナーに必要な考え方を理解し、今後の作品制作に生かしましょう。

本日のレポート

「アートとデザインの違い」について

アートとは

表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動を表す。文芸、美術、音楽、演劇・映画などが、芸術の諸分野である。

デザインとは

デザインとは、目的設定・計画策定・仕様表現からなる一連のプロセスである。
すなわち、人・ユーザー・社会にとって価値ある目的を見出し、それを達成できるモノゴトを計画し、他者が理解できる仕様として表現する、この一連の行為をデザインという。

また、デザイン思考とは、
ユーザーが自分でも気が付いていない潜在的なニーズを追求し、その課題や願望を解決・実現に導く思考法です。

アートとデザインの違い

デザインとアートの違い: 問題解決と自己表現
アートは、なるべく制限のない状態で最大限の自己表現をすること。
デザインは、与えられた制限の中で求められる最大の結果を出すためのプロセスだと考えられる。

その点においてアートとデザインは対極にあるぐらい異なるのであるが、
両方とも同じ“ビジュアルを作り出す”ということから、混合されがちである。

デザイナーにとって必要なスキルとは

センスがいい=優れたデザイナーというわけではありません。
分析力・デザイン知識・発想力・情報収集力・情報整理力・課題解決力などがあります。
感覚的なものよりも、与えられた情報の中から知識や調査を経てカタチにしていく能力が必要とされる。

  • 「自分の感性を見直すこと」
  • 「様々なデザインに触れること」
  • 「相手(ターゲット)を考える」
  • 「単純に考えられるように整理する」
  • 「デザイナーの思考法を参考にする」

・・・デザインは、ユーザー(お客様)の「課題、困りごと」を解決すること。

という事で「問題解決能力」を磨きましょう!
この「問題解決能力」をグン!!っと上げる方法は、デザインの「言語化」です!

「言語化」ついて

言語化とは

頭の中のことを、相手が理解しやすいよう整理し、まとめ、分かりやすい言葉で伝えるという一連のプロセスのこと。

言語化のためには、自分の頭の中にあることを、相手が分かるように整理しながらまとめて、分かりやすい言葉
にして伝える必要があります。
自分の頭の中が整理できていなければ、相手に伝えることはできません。
自分の思考を整理するのに有効なのが、複雑な考えなどをシンプルにしていく論理的思考です。

「言語化」によって得られる3つのメリット

  • アイデアの一貫性を保つことができる
    人の記憶は忘れやすく、アイデアや企画を考えているうちに初めのテーマから逸れてしまうことがあります。
    思考を言葉で書き残すことで、考えの流れを一貫してたどることができ、記憶にも定着しやすくなります。
    繰り返し見返すことで、思考の過程や結論に至った理由も鮮明に覚えていられるのです。

  • 自分の思考を客観視できる
    思考や感情を客観的に把握するには、言語化が有効です。
    中でも「筆記開示」は、自分の感情を紙に書き出すことで、その理由や背景を冷静に見つめ直す手法です。
    研究によれば、トラウマ体験も筆記によって肯定的に捉えられるようになることが示されています。
    言語化によって、自分の感情や思考を視覚化し、精神の安定や自己理解に役立てることができるのです。

  • 要約力が身につく
    思考や感情を日常的に言語化することで、要約力、つまり「ひとことで表現する力」が養われます。
    自分の考えを理解していないと、他者に正確に伝えることはできません。
    言語化能力が高まれば、不要な要素を排除し、伝えたい内容の純度を高められます。
    簡潔な言葉でまとめ直すことで、思考や感情がより明確に、相手に伝わりやすくなるのです。

「デザイン論」ついて

  • レイアウト(配置)※いちばん大事‼
    グラフィックデザインのレイアウトとは、文字や画像などの要素を見やすく美しく配置すること。
    視線の流れやバランスを意識し、伝えたい情報を効果的に伝えるための土台となる。

  • フォント(文字)
    グラフィックデザインにおけるフォントは、情報を伝える手段であり、印象や雰囲気を左右する。
    視覚的な要素が強いため、常に「見やすく、伝わりやすく、読みとりやすく」なければいけない。

  • カラー(配色)
    グラフィックデザインにおけるカラーは、視覚的な印象や感情に大きく影響する。
    配色によりブランドイメージやメッセージの伝わり方が変わるため、目的やターゲットに合わせた色選びが重要。

感想

言語化については日々訓練が必要だと感じた。
特に要約することについては苦手意識があるため、最近は、AIに要約してもらってそれを参考にしている。
言語化する力は、デザイナーという職業にかかわらず、必要なスキルだと思う。
これまでの生活においても様々な場面でそう感じることがあったため、
AIもうまく利用しながら、語彙力や端的に説明する力を高めていきたい。

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