本日のアジェンダ
1限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
新人デザイナーのマインドセット
2限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
経験を積むにつれて陥る罠
3限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
自分の仕事が世に出るという事
4限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
健康であれ
5限目
学科 ポートフォリオ作成基礎⑤
課題制作 or フリートーク
本日のテーマ
クリエイティブ職で生きていく上で忘れてほしくない事
現役でWEB業界でお仕事をしている先生のお話を聞いてみましょう。
【テーマ】
・新人デザイナーのマインドセット
・経験を積むにつれて陥る罠
・自分の関わった仕事が世に出るという事
・健康であれ
本日のレポート
新人デザイナーのマインドセット
「誰もがぶつかるデザインの壁」
- 「自分好み」のデザインにしてしまう
- クライアントの求める事や、その案件の目指すところを理解せず、とにかく自分の「やりたい」ように作ってしまう。
- 特に自分の「好きなデザイン」が明確にある新人ほど、この傾向が強く表われるので注意が必要。
- ポイントに固執して、全体のバランスが見えない
- 得意なことや、目の前のものに集中しすぎてしまい、ついつい全体を俯瞰して見る事を忘れてしまう。
- 部分的に拡大してからレイアウトし、そこだけで満足してしまう(引いて見ることが少ない)
- 「なんとなく」でデザインしている
- 論理的な思考のもとにデザインができない
- デザイン都合で本来あるべき優先順位になっていない
- 時間が読めず、作業を完結できない
- 状況報告がないためフォローが間に合わず、周りに迷惑をかける
- 作業途中の制作物を見てもらうことが恥ずかしい、自分で終わらせなければならないと思い込んでいる、などの理由で、作業時間ギリギリまで独自で試行錯誤をくり返し、作業を完結させることが出来ない
- 色々考えすぎて、わけがわからなくなる
- デザインをするにあたって何からやればいいのか分からない
- いろんな先輩から教わる場合、人によって言う事が違いすぎてとまどってしまう
「批判は人格否定ではない」
仕事における批判は、人格の否定ではありません。
建設的な議論のためには、批判する側もされる側も、この点を理解しておく必要があります。
- 批判する側の心がけ
- 批判の対象を明確にする: 相手の提案や仕事内容について批判し、人格や人生を否定しない。
- 目的を忘れない: 批判は、プロジェクトの成功や問題解決のための具体的なアイデアや方法を導くことが目的。
- 自分の意見を客観視する: 自分の経験や専門知識は、あくまで全体の一部であることを認識する。
- 論理的な根拠を提示する: 「勘」や「経験談」だけでなく、なぜそれが有効なのかを分析し、論理的に説明する。
- 批判される側の心がけ
- 批判と自己を切り離す: 仕事へのフィードバックは、あなた自身の価値や人生を否定するものではないと理解する。
- 感情を分析する: 感情的になりそうになったら、一度冷静になり、なぜそう感じるのかを分析する。
- 反発や迎合をしない: 批判されたら、すぐに反発したり、安易に受け入れたりするのではなく、その内容の妥当性や有益な点を検討する。
- 議論から一時的に離れる: 議論が行き詰まった場合は、「少し考えてみます」と伝えて、一旦時間を置くことも有効な手段。
経験を積むにつれて陥る罠
「安全地帯からの批判」
- 「安全地帯からの批判」がもたらす結果
- 逆効果: 「自分は賢い」とアピールしているつもりでも、周囲からはそのように見られず、かえって軽蔑される。
- 何も生まない: 批判される側は「可哀想な人たち」と認識し、陰からの批判は社会に何も生み出さない。
「仕事の嘘は必ずバレる」
- 嘘をつくことで仕事に与えてしまう7つの影響
- 信用されなくなってしまう
- 罪悪感に苛まれてしまう
- 謝罪が遅れるほど言いにくくなってしまう
- 職場の人に嫌われてしまう
- 嘘に嘘を重ねてしまう
- 人のことを信用できなくなってしまう
- 最悪の場合クビになってしまう
