本日のアジェンダ
1限目
実技 イラストロゴ作成実習④
トリムマークについて
2限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺制作
3限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺制作
4限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺制作
5限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺講評
本日のテーマ
名刺制作です。
本日のレポート
本日の基本操作
- トリムマーク(トンボ)
トリムマークとは、印刷時や、断裁位置を明確にするために必要不可欠な「しるし」のこと。
内トンボは仕上がり線を示しており、内トンボから外トンボの間は裁ち落としのための”塗り足し”部分を示している。 - パスのオフセット
パスのオフセットとは、選択したパスを基準に、設定した値の位置(距離)に新しくパスを作る機能のこと。 - 配置
Illustratorに画像を配置する場合、「リンク配置」と「埋め込み」配置の二つの方法がある。
画像を埋め込むとファイルが重くなるため、画像が多いときはリンク配置にすると良い。 - Adobe Fonts (Typekit )
Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるサービスの一つ。
Webフォントとしてはもちろん、PC上のデスクトップフォントとしても使用可能。
(Microsoft OfficeなどAdobe以外のソフトにも対応)
名刺作成方法
名刺のテンプレート作成方法
91*55の長方形を作成→線パネル「線を内側に揃える」→メニューバー:オブジェクト「トリムマークを作成」→パスのオフセット“3mm”→パスのオフセット“-3mm”→トリムマーク以外の3つのオブジェクトを選択→右クリック「ガイドを作成」→メニューバー:表示「ガイド→ガイドをロック」
※Ctrl+0:アートボード全体表示
※Ctrl+1:実寸表示
文字(フォント)デザインについて
まず、フォントとは既にデザインされている文字であると考えましょう。
既に特徴や印象を持っていて、更に昨今では様々なフォントが存在しています。
【おススメフォント】
・源ノ角ゴシック
・源ノ明朝
・貂明朝
・A-OTF UD新ゴ
・筑紫A丸ゴシック
・VDL ロゴJrブラック
・TA-F1ブロックライン
・TBシネマ丸ゴシック
・VDL ペンレディ
・砧 山本庵クラシック
文字デザインのポイント
文字や文章の「読みやすさ」は、可読性、視認性、判読性という3つの要素から成ります。
「可読性」とは文章が読みやすいか、「視認性」とはパッと見た瞬間の認識しやすさ、「判読性」とは誤読がないか、という指標です。
書体(≒フォント)の種類や文字のサイズを変えたり、行間や字間を調節することで、これらの要素を高めることができます。
ただし、どの要素を優先させるかは資料の目的や状況によって変わります。
プレゼンのPowerPointsスライドなどでは視認性と判読性を、申請書などのWord文書などでは可読性を重視します。
レイアウトデザインのポイントとして(復習)
作成した作品を改めてみた時、「 配置した内容のグループ化 」「縦横の整列」「表現のルール化」「表現の差別化」「余白」を改めて見てみましょう。
見やすいレイアウト、わかりやすいレイアウトを作るときの重要なポイントは、ただ闇雲に文字や絵を配置するのではなく、発表者の頭の中にある「ロジック」や「事柄と事柄の関係性」に即して文字や絵を配置することです。
関係性の強いもの同士は、近くに配置したり、同じ色を使ったり、線で結んだり、大切な事項を目立つ色にしたり、目立つ場所においたり、という簡単なことです。
「理論やストーリーをレイアウトする」ことが大切であるということを忘れないでください。
制作物
であう保育園の名刺(縦・横)

デザインのポイント
・(上段)こどもが絵具で塗ったような、POPなイメージでデザインしました。
・(中断・下段)ロゴで使用したパステルピンクを使って統一感のあるデザインにしました。
感想
初めて名刺の制作をした。
今まで名刺を持ったことはあったが、デザインを気にしたことがなかった。
インターネットで名刺のデザインを調べてみると、色々なデザインがあり、また、ある程度デザインを学習したからか、良し悪しも何となくわかる気がした。
伝えたいことをわかりやすく、を重視して制作したためかなりシンプルな作りになってしまった。
もう少し個性も感じられる名刺も制作してみたいと思った。
